栄一大河を衝け [深谷市紹介]
深谷市民は驚愕し 狂喜乱舞
ドラマのタイトル『青天を衝(つ)け』 *1
郷土の誉(ほま)れ 渋沢栄一が大河ドラマの主人公
これは千載一遇(せんざいいちぐう)の時
今を逃(のが)すと未来永劫(みらいえいごう)チャンスはない
市長・議員・職員・商工会・工業団地・町内会や犬猫も集め
謀議(ぼうぎ) 策略 大プロジェクト推進
①知名度アップ
大河脚本家に袖(そで)の下をたんまりと *2
セリフで「血洗島から見る富士山は 日本で最高」 *3
「深谷のほうとうほどおいしいものは食べたことがない」 *4
「深谷ねぎは最高」と
深谷の拡散広告 地域広告 繰り返し広告
②豪華出演者の集結
視聴率を稼ぐためには 話題性が必要
・日本人出演者もすごいが
ペリー役にジョニーデップ
ジェームズ・ホープ役にブラッドピッドを配役
女優に エマ・ワトソンとスカーレット・ヨハンソン
・主題歌は ビリー・アイリッシュ
③渋沢生誕の地血洗島に 血洗島ランドを開園
・日本煉瓦(れんが)製造専用線を復線 *5
街中は電気 郊外は水蒸気のハイブリッド汽車
深谷駅と血洗島ランド間を運行
・血の池めぐり
温色が赤色の健康ランド 赤は食材着色料の色
鬼の血が流れ 死者さえ黄泉(よみ)の国から連れ戻すという
霊験(れいけん)あらたか 健康信奉者(しんぽうしゃ)のリピート必然
・アトラクションは 幕末村
沖田総士・芹沢鴨・坂本龍馬・ペリーにイケメン採用
なりきり新選組 なりきり遠山の金さんが人気
・「鬼殺(きさつ)の刃(やいば)」という鬼退治のアトラクションに *6
子供やアニメ好きが押し掛ける
④ガリガリ工場の無料見学
血洗島ランド内に 赤城乳業のアイス工場 *7
おいしいアイス作りの無料体験
変わった味 体験コーナー *8
⑤長谷川香料のにおい大発見 *9
「このにおいは どの食べ物のにおいだ」クイズ
好きなにおいをクンクンコーナー
香料で作るおいしい飲み物体験コーナー
⑥血洗いレストラン
・血洗いラーメンは
麺も赤 スープも真っ赤 鬼も震(ふる)え上がる辛さ
・血洗いスパゲッティ
トマトを練り込んだ赤い麺
赤パプリカ入りミートソースに 子供喜ぶ
・血洗いジュース
イチゴで真っ赤 飲んだ後は
唇の周りに血がだらり
⑦和食深谷宿 *10
・夜灯が目印 仲居さんの髪型は銀杏(いちょう)返し
深谷弁でおもてなし *11
⑧チューリップ食堂
・チューリップのサダラ
・こじつけるが チューリップ唐揚げ
・チューリップの球根を使ったデザート
⑨おみやげ
珍しいお土産では
・ブロッコリーケーキ
・台北では必ずお土産にするという ねぎヌガークラッカー
他にも お土産多数
・ガリガリ君の冷凍宅急便
・家庭で簡単調理のレストラン料理パック
・お花宅急便
大河に掛けている
既に 市内と周辺の神社・寺院で高視聴率祈願・祈祷中
*1 題は『勢衝青天攘臂臍 気穿白雲唾手征』より(青空をつきさす
勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む)
臂はひじ
*2 『青天を衝け』の脚本家は大森美香さんですが 本作品は100%
嘘ですので わいろ等出まかせです
*3 血洗島は渋沢生誕の地 『地名論争』をご参照下さい
*4 『ほうとう本家争奪大戦』をご参照下さい
*5 『日本煉瓦製造専用線廃線跡』をご参照下さい
*6 大人気の「鬼滅の刃」に類似しています
*7 『町はサンタのお迎えムード』をご参照下さい
*8 微妙な コンポタ味 ナポリタン味 シチュー味
シュークリーム味と杏仁マンゴー味は賛否両論あり
*9 『香り工場』をご参照下さい
*10 『髪洗5軒』をご参照下さい
*11 『ふんごくり漕(こ)ぐのは女性ばかり』をご参照下さい
自転車漕ぐのは女性ばかり [深谷市紹介]
深谷の女性は短命
わあ 平均寿命全国順位で最下位に近い *1
深谷の女性 全力で 働くのだよ
なんでももかんでも 働くから
壊れるまで 働くから くたびれてしまうのだよ
男性は 不満を言うばかりで
ちょっと 働けば
休憩 いいよね 休憩だよねー
お金持たせば 遊ぶばかりで
肝心な時には 来ないのよ
それで えーえー 深谷の男性
平均寿命全国順位の真中 *1
やはり 楽をしてる
深谷の街を ぼーとした猫がふらふらしてる
女性たちは 自転車を漕いでいる
「いい日だねえ」挨拶交わす 女性たち
夏は男たち 暑いので 家から出てこない
注)*1 深谷市男子の平均寿命は 全国1910地域の984位 78.5歳 1位 横浜市青葉区 81.7歳
深谷市女子の平均寿命は 全国1910地域の1817位 84.5歳 1位 沖縄県北中城村 89.3歳 「日本地域☆番付」より
*2 深谷弁は「深谷方言小辞典」「フカペディア」「Irorin Blog」を参考とさせて頂きました。
*3 本作の原作はポエム集「ふんごくり漕ぐのは女性ばかり」をご参照下さい